山縣勝見の日本海運に対する最大の功績は、終戦後連合軍総司令部の占領政策下において、あらゆる障害と困難とを排除し、日本海運の再建を無条件に承認させ、講和条約調印にまでこぎつけた努力とともに、今日の日本海運の隆盛の基盤を確立させたことです。