織田政夫氏(当財団元理事)叙勲のお知らせ
織田政夫氏(東京商船大学名誉教授)におかれましては、2012年秋の叙勲にて「瑞宝中綬章」授賞の栄誉に浴されました。同氏は、1990年から2007年まで17年有余にわたり山縣記念財団において評議員、理事としても活動されました。また、2012年の当財団の「山縣勝見賞功労賞」の受賞者でもあります。
織田政夫氏(東京商船大学名誉教授)におかれましては、2012年秋の叙勲にて「瑞宝中綬章」授賞の栄誉に浴されました。同氏は、1990年から2007年まで17年有余にわたり山縣記念財団において評議員、理事としても活動されました。また、2012年の当財団の「山縣勝見賞功労賞」の受賞者でもあります。
山縣記念財団の70年史とも言える『海、船、そして海運―わが国の海運とともに歩んだ山縣記念財団の70年―』(財団理事長 田村 茂 編著)が2012年9月27日に発行されました。この度の「新公益法人制度改革」の施策の中で、「一般財団法人 山縣記念財団」として新たなスタートを機に、辰馬汽船、新日本汽船、山下新日本汽船、Navix Lineそして現在の商船三井と永い歴史の流れを縦軸に色々な話題や雑学にも話を展開した読み物としています。この小冊子によりわれわれ財団の活動に一層のご理解を賜わるよう願っております。
「はじめに」(←クリックしてご覧下さい。)
第40回我ら海の子展(主催 社団法人日本海洋少年団連盟、財団法人サークルクラブ協会)が開催され、当財団は後援団体として参加しました。
全国の子供達から 8,914件の応募がありました。
その内、国土交通大臣賞はじめ、主催者、後援者、個人審査員の特別賞、金賞、銀賞並びに東日本大震災を機に新設された「がんばろう日本賞」の合計61作品に各賞が贈られました。
「第40回我ら海の子展」授賞式後の集合写真
2012.8.17 於ホテル・ニューオータニ(東京)
山縣記念財団理事長賞には富山県の小学5年生、渡邊 裕也(わたなべ ひろや)さんの絵画「富山湾にそびえ立つ立山」が選ばれました。
2012年8月17日、ホテル・ニューオータニ(東京)にて、各賞の授賞式が開催され、当財団郷古常務理事より渡邊さんに賞状が贈られました。
今後、受賞作品展示発表会が全国を巡回予定です。
展示会の日程は、以下の通りです。
・ 9月7日(金)~ 9月20日(火)国土交通省1階ロビー(平日のみ)
・10月6日(土)~10月26日(金)アクアマリンふくしまにて開催予定
当財団が海事交通文化の研究及び普及発展に貢献された方々を顕彰するために、2008年に創設した「山縣勝見賞」は本年第5回目を迎え、7月20日(金)「2012年山縣勝見賞」の贈呈式を、海運クラブにて開催致しました。
(写真をクリックすると大きくなります。)
受賞者、受賞者略歴、受賞理由は以下の通りです。
・著作賞
木村栄一氏、大谷孝一氏、落合誠一氏編『海上保険の理論と実務』 | |
(弘文堂、2011年8月発行) | |
受賞者略歴: | |
木村栄一氏 | |
1925年生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)商学部卒業。 | |
一橋大学助教授を経て、1965年同大学教授。1981~1992年、日本保険学会理事長。 | |
商学博士。 | |
現在、一橋大学名誉教授。 | |
大谷 孝一氏 | |
1941年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。 | |
早稲田大学商学部助教授を経て、早稲田大学商学学術院教授。商学博士。 | |
現在、早稲田大学名誉教授。 | |
落合 誠一氏 | |
1944年生まれ。東京大学法学部卒業。 | |
成蹊大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授などを経て、 | |
現在、中央大学法科大学院教授、東京大学名誉教授。 | |
(受賞理由) | |
本書は海上保険に関する理論と実務のすべての分野を網羅し、詳細かつ学術的に | |
集大成したもので、分析手法や分析結果などの点で極めて優れた作品である。 |
・論文賞
榎本啓一郎氏執筆「航海傭船契約における混船のリスク」(1),(2) |
(『海事法研究会誌』2010年5月号・8月号掲載)及び |
「バース・チャーターか、ポート・チャーターか目的地表示原則とその運用」 |
(2011年10月発表、『海事法研究会誌』2012年2月号掲載) |
受賞者略歴: |
1971年成城大学経済学部卒業。三井物産(株)入社。在ベルギー有機化学品部部長、 |
タイ国三井物産(株)副社長などを歴任後、2002年福岡大学商学部講師。長崎県立大 |
学経済学部非常勤講師、福岡大学商学部助/准教授を経て、2011年福岡大学商学部教 |
授に就任。 |
(受賞理由) |
これら論文は航海傭船契約における混船のリスクに関する現状やそれにかかわる問題 |
点などについて様々な角度から詳細に分析するとともに、それらの問題点を摘出し、 |
簡潔に論じている。研究者や実務者だけでなく、今後この研究を志す者に対しても示 |
唆に富むところが多い。 |
・功労賞
織田政夫氏 |
受賞者略歴: |
1934年生まれ。1962年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。 |
東京商船大学商船学部教授を経て、1997年流通経済大学流通情報学部教授。商学博士。 |
現在、東京商船大学名誉教授。 |
(受賞理由) |
長年にわたり教育活動に尽力するとともに、日本海運経済学会の副会長、日本交通学 |
会の理事、さらには政府の各諮問委員会委員として多大な功績を挙げた。そのほか、 |
数多くの著書や論文を発表し、『海運経済論』は日本交通経済学会賞を、『海運政策 |
論』は住田海事奨励賞を受賞した。 |
なお、本件に関するお問い合わせは、下記へお願いします。
一般財団法人 山縣記念財団 TEL(03)3552-6310
一般財団法人移行を機に、レイアウトを一新しました。
「財団案内」と「沿革」の2つのカテゴリー編成と致しました。
今後とも、当財団をよろしくお願い申し上げます。
当財団は、2008年に設立者の名前を冠した「山縣勝見賞」を創設し、海運を中心とする海事交通文化の研究及び普及発展に貢献された方々を顕彰し、その研究成果を対象として表彰する制度を発足しましたが、その第5回目に当たる「2012年山縣勝見賞」の受賞者が下記の通り決定しましたので、お知らせ致します。
なお受賞者への贈呈式は7月20日、海運クラブにて行います。
≪著作賞≫
木村栄一氏、大谷孝一氏、落合誠一氏編『海上保険の理論と実務』 | |
(弘文堂、2011年8月発行) | |
受賞者略歴: | |
木村栄一氏 | |
1925年生まれ。東京商科大学(現・一橋大学)商学部卒業。 | |
一橋大学助教授を経て、1965年同大学教授。1981~1992年、日本保険学会理事長。 | |
商学博士。 | |
現在、一橋大学名誉教授。 | |
大谷 孝一氏 | |
1941年生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。 | |
早稲田大学商学部助教授を経て、早稲田大学商学学術院教授。商学博士。 | |
現在、早稲田大学名誉教授。 | |
落合 誠一氏 | |
1944年生まれ。東京大学法学部卒業。 | |
成蹊大学法学部教授、東京大学大学院法学政治学研究科・法学部教授などを経て、 | |
現在、中央大学法科大学院教授、東京大学名誉教授。 | |
(受賞理由) | |
本書は海上保険に関する理論と実務のすべての分野を網羅し、詳細かつ学術的に | |
集大成したもので、分析手法や分析結果などの点で極めて優れた作品である。 |
≪論文賞≫
榎本啓一郎氏執筆「航海傭船契約における混船のリスク」(1),(2) |
(『海事法研究会誌』2010年5月号・8月号掲載)及び |
「バース・チャーターか、ポート・チャーターか目的地表示原則とその運用」 |
(2011年10月発表、『海事法研究会誌』2012年2月号掲載) |
受賞者略歴: |
1971年成城大学経済学部卒業。三井物産(株)入社。在ベルギー有機化学品部部長、 |
タイ国三井物産(株)副社長などを歴任後、2002年福岡大学商学部講師。長崎県立大 |
学経済学部非常勤講師、福岡大学商学部助/准教授を経て、2011年福岡大学商学部教 |
授に就任。 |
(受賞理由) |
これら論文は航海傭船契約における混船のリスクに関する現状やそれにかかわる問題 |
点などについて様々な角度から詳細に分析するとともに、それらの問題点を摘出し、 |
簡潔に論じている。研究者や実務者だけでなく、今後この研究を志す者に対しても示 |
唆に富むところが多い。 |
≪功労賞≫
織田政夫氏 |
受賞者略歴: |
1934年生まれ。1962年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。 |
東京商船大学商船学部教授を経て、1997年流通経済大学流通情報学部教授。商学博士。 |
現在、東京商船大学名誉教授。 |
(受賞理由) |
長年にわたり教育活動に尽力するとともに、日本海運経済学会の副会長、日本交通学 |
会の理事、さらには政府の各諮問委員会委員として多大な功績を挙げた。そのほか、 |
数多くの著書や論文を発表し、『海運経済論』は日本交通経済学会賞を、『海運政策 |
論』は住田海事奨励賞を受賞した。 |
なお、本件に関するお問い合わせは、下記へお願いします。
一般財団法人 山縣記念財団 TEL(03)3552-6310
2012年3月23日、(株)商船三井本社(東京・港区)にて、(社)日本海洋少年団連盟主催の平成23年度「褒状山縣賞」表彰式が開催され、当財団から、田村理事長、郷古常務理事が出席しました。
同賞は、同連盟が、優秀な団員を顕彰し、海運、船舶、海洋環境保全等の知識の更なる向上とモチベーションの昂揚を図り、卒団後も引き続き海洋少年団の指導育成に当たる人材を確保するために、同連盟の第3代会長を務めた山縣勝見(当財団創設者、初代理事長)の名を冠し、当財団からの助成を受けて、平成22年度から開設したもので、今回はその第2回目です。
席上、同連盟の鈴木邦雄会長(商船三井相談役)から受賞者に表彰状の授与があり、続いて当財団田村理事長より祝辞がありました。
平成23年度「褒状山縣賞」の受賞者は、以下の皆さんです。
大和海洋少年団 水澤由貴さん
四日市海洋少年団 稲田陽介さん
岩国海洋少年団 佐伯栄博さん
中日海洋少年団 伊藤博規さん(表彰式には欠席)
中日海洋少年団 加藤瑠夏さん(表彰式には欠席)
※写真をクリックすると拡大します。
2008年12月に施行された「新公益法人制度」を受けて、当財団は、2012年3月22日付にて内閣総理大臣より一般財団法人への移行の認可を受け2012年4月1日付にて「一般財団法人山縣記念財団」として移行登記を行い、新しくスタートすることとなりました。
今後とも、よろしくご指導・ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
2012年4月1日
一般財団法人 山縣記念財団
理事長 田村 茂
当財団は、学術研究誌『海事交通研究』(年報)を1965年11月に創刊し、海運とその周辺分野に関する最新の研究成果を発表して参りました。
2012年11月発行予定の2012年第61集につきましても、以下の要領にて、掲載論文の募集を致しますので、奮ってご応募下さいますようご案内申し上げます。
※※※※※募集要領 ※※※※※
1.募集対象分野 :
海運、物流、港湾、海上保険及びその周辺分野をテーマとする論文
2. 応募原稿 :
未発表のもので、原則日本語とするが、相談に応じます。共著も可。
3. 原稿執筆要領 :
A4版縦置き・横書き(40字×40行)で10枚を限度とします。(目次・図表・注等を含みます。なお、注の部分は、注番号の他は1行当たり44字で行間は本文と同じ。)
4. 原稿提出方法 :
メールに原稿を添付して送信するか、或いはフロッピーディスクをお送り下さい。
5. 応募・審査手順 :
(1) 論文執筆申請者は「年報掲載論文執筆申請書」(以下「申請書」という)を2012年3月30日(金)(当日の消印有効)までに、メール・郵便又はFAXによりお送り下さい。
尚、申請書のワード・データが必要な方は当財団(後記)宛ご連絡下さい。
(2) 当財団の「年報掲載作品編集委員会」(以下「編集委員会」という)が提出された申請書を審査し、年報掲載論文の執筆を依頼するかどうかを4月末までに連絡します。
(3) 論文提出期限は2012年8月31日(金)とします。
(4) 提出論文の年報への掲載については、編集委員会の審議を経て最終決定します。
6. 原稿料 :
年報に掲載された論文については、当財団所定の料率にて原稿料をお支払いします。
以上
年報掲載論文執筆申請書/論文 提出先:
財団法人 山縣記念財団
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-1-9 京橋北見ビル西館5F
TEL:03-3552-6310,FAX:03-3552-6311
E-mail: zaidan@yamagata.email.ne.jp
当財団は、海事関係学会、団体、研究者による調査研究、その他海事の発展に貢献し、または貢献しようとする事業への支援・助成活動を行って参りましたが、2012年度につきましても以下の通り募集致しますので、ご応募下さい。
※※※※※ 2012年度支援・助成申込の募集要領 ※※※※※
1. 募集対象分野:
海事交通文化の調査研究、その他海事の発展に貢献し、または貢献しようとする事業への支援・助成
2. 募集開始日:
2012年1月10日(火)
3. 第1回応募締切日:
2012年2月29日(水)(当日の消印有効)
尚、年度中の申込は随時受け付けますが、年度の予算額を超えた時は応募を締め切ります。
4. 申請条件:
(1) 2012年4月から2013年3月までに実施する事業であること
(2) 収益を目的とする事業は対象とせず、海事交通文化の振興又は調査研究に関連する事業であること
(3) 既に実施している事業で、その実績が一定の評価を得ているもの、又はこれから実施しようとする事業の場合は、当該事業を実施するための実態的な人材・知見が整い、事業目的が明確に示されていること
(4) 本助成金を利用して活動した後の事後報告を速やかに行うこと
5. 申請手続:
応募者は当財団宛所定の申請書(又はこれに代え、募金趣意書など)を提出して下さい。
尚、申請書のワード・データが必要な方、その他詳細については当財団(後記)宛お問い合せ下さい。
6. 審査結果の発表:
第1回については、助成審査委員会(2012年3月上~中旬開催予定)により審査し、理事会(2012年3月下旬開催予定)に答申。結果は、4月上旬までに申請者宛連絡します。
以上
申請書送付先:
財団法人 山縣記念財団
〒104-0032 東京都中央区八丁堀3-1-9 京橋北見ビル西館5F
問い合せ先:
上記 TEL:03-3552-6310, FAX:03-3552-6311
E-mail: zaidan@yamagata.email.ne.jp